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四方山話アーカイブ

2023年10月24日
坐禅が組めない
前回、お香を焚いている間、頭の中を空っぽにできて眠れるようになったと書きました。それならば坐禅もしてみよう。お香+坐禅、睡眠の質だけでなく精神生活の質向上にもなるかもしれない。
そんな淡い期待を抱いて今月、お寺さんの座禅会に始めて参加しました。
丁寧に坐禅の作法を教えていただきました。
が、坐禅を組めませんでした。
足が反対側の腿の上に乗らないのです。どうしても出来ませんでした。
「脚が短いからかしら?」とうなだれましたが、後で調べてみると、年を取ると(おばあさんになると)股関節が硬くなること、それと股関節の形は個人差があって坐禅を楽に組める人とそうでない人がいることが分かりました。
どちらも当てはまるので坐禅を組むのは諦めました。無理をして股関節を痛めてしまうと大変なことになりますので。
幸い、坐禅を組めない人用に椅子坐禅をするスペースが設けられていましたので、そこで行いました。
まだ1回目の体験ですが、坐禅、良さそうです。
40分ほど行うのですが、途中から体がホワッと温かくなり不思議な感覚でした。
坐禅、これからも続けます。

2023年10月3日
昼間にお香を焚いても夜眠れた
前回、夜寝る前にお香を焚くためリビングのドアを閉めると我が家の女王様茶トラが怒声をあげてお怒りになる、と書きました。そこで、お香を使い始めてから一週間後くらいから、猫たちが別室でぐっすり昼寝をしている時間帯を選んでお香を焚くようにしました。昼間の時間帯では効果がないかな〜とも思いましたが、ちゃんと眠れています。
「眠ろうとしてもどうしても眠れない」夜はありませんでした。
理由は分かりませんが、私は一日一回、お香一本分の時間、頭の中をからっぽにすると睡眠の質が上がるようです。
2023年8月30日
不眠とお香と猫と
年を取ってから眠るのが下手になりました。寝つきが悪く、途中で目が覚めたり、朝早く目が覚めたり。Web検索で調べてみたら厚労省のe-ヘルスネットというサイトに不眠症のページがありました。
かなり具体的に解説されていて分かりやすく参考になりました。眠れないとお困りの方は是非覗いてみてください。
以下に内容を一部抜粋引用して紹介します。
引用元:
厚生労働省e-ヘルスネット 「不眠症」
(最終更新日:2023年01月23日、執筆者:三島和夫 秋田大学大学院 医学系研究科精神科学講座 教授)
『不眠症とは、入眠障害(寝つきが悪い)・中途覚醒(眠りが浅くて途中で何度も目が覚める)・早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)などの睡眠問題があり、そのために日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。不眠は誰でも経験しますが、自然に改善して再び眠れるようになることが大部分です。・・・(後略)』
(最終更新日:2023年01月23日、執筆者:三島和夫 秋田大学大学院 医学系研究科精神科学講座 教授)
『不眠症とは、入眠障害(寝つきが悪い)・中途覚醒(眠りが浅くて途中で何度も目が覚める)・早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)などの睡眠問題があり、そのために日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。不眠は誰でも経験しますが、自然に改善して再び眠れるようになることが大部分です。・・・(後略)』
「1.夜間の不眠が続き」「2.日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」、この2つが認められたとき不眠症と診断されるそうです。つまり、病気としての不眠症は「眠れない」だけでなく「日中に不調が出現する」ことが問題なのだそうです。また、私のように何らかの不眠症状を有しているのはなんと一般成人の30〜40%もいて、女性に多く、さらに、加齢とともに不眠症状は増加し、60歳以上では半数以上の方で認められるそうです。
そうすると、私の場合は不眠症ではなく、巷によくいる「不眠でちょっと悩んでいるおばさん」です。
上述のe-ヘルスネットで紹介されている次のような不眠への対処法をよく読んで実践してみることにしましょう。
今より良く眠れるようになるかもしれません。
不眠への対処法
●就寝・起床時間を一定にする
●睡眠時間に拘らない
●太陽の光を浴びる
●適度の運動をする
●自分流のストレス解消法を
●寝る前にリラックスタイムを
●寝酒はダメ
●快適な寝室づくりを
●就寝・起床時間を一定にする
●睡眠時間に拘らない
●太陽の光を浴びる
●適度の運動をする
●自分流のストレス解消法を
●寝る前にリラックスタイムを
●寝酒はダメ
●快適な寝室づくりを
でも、たまに「眠ろうとしてもどうしても眠れない」夜があります。一睡もできずに朝を迎えます。
このようなとき、若い頃は大丈夫でしたが、最近は翌日に血圧が上がるようになりました。
そこで、一計を案じて「お香を焚いて」みることにしました。
さっそく香炉と灰とお香(白檀)を買ってきました。

寝る前に先ずテレビを消して部屋の照明を暗くし、お香を焚きリラックスする。
効果はありました!
お香を焚いている間、頭の中にアレヤコレヤ浮かんでこない快適な状態になりました。
お香一本分の約20分間、意識は香りに向き、頭の中は空っぽになります。
「眠ろうとしてもどうしても眠れない」ときというのは、心配事や不安、楽しい計画などアレヤコレヤが頭に浮かんできて消えてくれないときです。
でも、寝る前に頭の中を空っぽにしておくと、頭の中がアレヤコレヤに攻め込まれず眠りに入ることができました。
しかし、ひとつ大きな問題が発生しました。
お香やアロマは猫に有害で危険な可能性があるのです。
だから、猫たち2匹をリビングから出して戸を閉めてお香を焚きました。
焚き終わった後は窓を開けて換気が必要です。
我が家の女王様はそれが気に入りませんでした。
我が家は猫たちが自由に行き来できるように、通常はトイレのドア以外はすべて開けっぱなし状態なのです。
それなのにリビングのドアが閉じられてしまった!
一匹はおとなしく別室にいましたが、もう一匹のほう、我が家の女王様茶トラは怒声をあげてお怒りになりました。
ドアを開けろ〜💢💢

女王様茶トラの怒声を聞きながらでも、お香の香りは入眠効果がありそうに思えます。
今使っている白檀のお香を使い切ったら、今度は「猫に無害なお香」を買ってきます。そのようなお香があればですが。
我が家の女王様茶トラは我儘で普段もこんな顔ですが、甘ったれの愛しいニャンです。

2023年7月28日
真夏の猫団子
今年も35度以上の猛暑日が続く暑い夏を過ごしています。今はもういない白猫は必ず飼い主の体にくっついて寝るネコでした。
「アツイ。ちょっと離れてちょうだい。」
真夏の夜、こう言いながら猫団子になって寝ていました。
熱帯夜の夢の中でいいから、もう一度あの猫と猫団子になって眠りたい。

2023年7月21日
65歳なのに背が伸びた? そんなわけなかった!
「背が伸びたんじゃないか」と言われた話の続きです。本日、健康診断に行ってきました。
背は? 伸びていませんでした。
当たり前ですね。
伸びるどころか、少し縮んでいました。
人間ドックの身長測定結果を15年分見直したら、年によって1cm弱の上下バラツキがありました。
測定する機関や機器によって結構ばらつくようなので、今回の縮んでいる結果もバラツキ範囲内と思いたい。
・・・
いやいや、現実を直視しましょう。
背は縮み始めたようです。

2023年7月18日
夏太り その2
以前、夏太りの理由を猫が教えてくれたという話を書きましたが、今朝の「あさイチ」というNHKの番組でも、夏は体温維持エネルギーが少なくて済む分、摂取カロリーを少なくしましょう!というお話をしていました。夏太り対策として、少ない量でも満足感を得られるように「うまみ」を活用した美味しそうなお料理などが紹介されていました。
私達は猫たちのような自然調節は難しく、やはり、多くの人はこうした摂取カロリー削減の工夫をしないといけないのですね。

2023年7月14日
65歳なのにウェスト復活?
前回、「65歳なのに背が伸びた?」を紹介いたしました。今回は、65歳なのに、完全消滅していたウェストが復活したお話です。
だいぶ前にセミオーダーしたスーツがあります。スカートのタグを見ると2013年4月、ちょうど10年前です。
この頃は「ウェスト」というものが完全消滅していました。
身体のサイズを測ってピッタリに作ったタイトスカートの形はほぼ寸胴。
異変を感じたのは3、4年前です。
このスカートを穿いたら、腰回りやお腹回りはピッタリなのにウェストがユルユルなのです。
なんと、3cmくらい隙間がありました。
ウェスト復活!
65歳になった今でもこのスカートを穿くとウェストだけユルユル。復活ウェストをキープしています。
完全消滅したウェストがなぜ復活したのか。
理由として思い当たるのは毎朝のストレッチです。
還暦になった頃から、朝起きた時に体や指のむくみを感じ始め、むくみ解消策として朝食の前に30分くらいストレッチをしてみました。
体を伸ばしたり縮めたり、曲げたり反らしたり捻ったり。前後左右、ゆっくりと。
これが気持ちよかったのです。
身体がスッキリして、何より朝食がとても美味しく、たくさん食べられるようになりました。
ご飯とお味噌汁、おかず2品にヨーグルト、最後にハーブティー。
ストレッチを始める前はヨーグルトと果物を食べるのが精いっぱい。食欲がなくコーヒーだけしか飲めない朝もありました。
むくみ解消策として始めたストレッチですが、「ウェスト」と「美味しい朝食」という嬉しいオマケが付いてきました。
これからも朝のストレッチ、続けます。

2023年7月10日
65歳なのに背が伸びた?
6月末に会社員時代の大先輩のお宅に遊びに伺いました。ちなみに、大先輩は80歳を超えていて、会社員時代には「雲の上」の方でした。「先輩」とお呼びできるような方ではないのですが、ここでは個人情報をちょっと曖昧にしておくため先輩と呼ばせてもらっています。
4年ぶりにお会いした大先輩は筆者を見て、「背が伸びたんじゃないか?」とおっしゃいました。
「もう65歳の前期高齢者になったので背は伸びていません。」と返しましたが、「やっぱり背が伸びたように見える」と言います。帰りにタクシーで駅まで送っていただいた時にも、「背が伸びているよ」と繰り返しました。
翌日、「加齢 背が縮む 背が伸びる」でネット検索してみました。
年を取ってから背が伸びるという記事は出てきませんでしたが、「背が縮む」記事はたくさんヒットしました。
新しいものでは、福島県立医科大学医学部腎臓高血圧内科学の先生が、特定健診データを分析した論文が紹介されていました。
2年間の身長短縮の平均は0.2cmでも、全体の31.2%に0.5cm以上の短縮が見られた。1.0cm以上は10.6%、1.5cm以上は3.5%、2.0cm以上は1.5%という結果だったそうです。
興味のある方は検索してみてください。病気や死亡の追跡調査もされていますので参考になります。
2cmも背が縮む。
小さな子供の頃から見続けてきた親や親戚の叔父さん叔母さんが小さく見えるのは気のせいではなく、物理的に背が低くなっていたのですね。
さて、65歳なのに背が伸びた?かもしれないという話。
来月か再来月、健康診断で身長測定をしたら、結果を「四方山話」でご報告します。
背は伸びていないとは思いますが・・・どうでしょう。

2023年7月2日
猫が教えてくれた夏太りする理由
7月になると必ず思い出すことがあります。24年前に始めて猫を飼った次の年の夏。
それまではモリモリ食べていたのに、ふっと気がつくと、かなりの量のごはんを残すようになっていました。
子猫から飼い始めて1年。こんなことは始めてだったので、「もしかしたら病気?」と心配になり、あわてて動物病院に駆け込みました。
「ごはんをたくさん残すんです。何か悪い病気でしょうか。」と訴えると、獣医さんは1年目の健康診断も兼ねていろいろ診てくれました。
そして、「どこも悪くないです。健康です。」と言ってから、飼い主の顔と体をまじまじと見て次のように続けました。
「健康な猫は自分が必要とする量しか食べないんですよ。暑くなると体温を上げる必要がない、使う必要のないエネルギーの分だけ食べなくなるんです。人間だって同じだから、夏も冬と同じように食べていると必ず太りますよ。」
夏は体温を上げなくてもいいから基礎代謝が低下する。なんて基本的な理屈を忘れていたことか!!
猫は、飼い主が慌てふためいて動物病院に駆け込むくらい食べる量が減っていたけど・・・。
飼い主は食いしん坊なので、ご飯をよそう量を1割くらい減らすことにしました。
あれから23年、猫が教えてくれた夏太り対策は夏の食習慣になりました。

2023年6月26日
起業から25年目に株式会社を解散 個人事業主へ
今年、代表が65歳になったのを機に、みやびを事業を「株式会社ひなた」から代表の個人事業主へ事業承継し、24回目の決算を終了してから株式会社を解散しました。解散登記を終え、現在は清算手続き中です。最近はテレビでも事業承継のCMが流れていますね。後継者のいない高齢の経営者が本当に増えているのでしょう。
私の場合は「自分個人」へ事業承継したことになります。
事業形態を変えた目的は2つありました。
一つ目は仕事のシンプル化。
事務処理などの作業負担を軽くして、やりたい仕事に集中できるようにしたかったのです。
年を経るごとに、やりたくない仕事に対して「自分の頭」が「やりたくない〜」と拒絶・反抗するようになりました。これが続くと結構つらいのです。
そこで、やりたい仕事を楽しくやるために、やりたくない仕事を可能な限りやらない環境を作ろうと決心。その手段が株式会社解散でした。
まずは、社会保険事務処理から解放されて気持ちが軽くなっています。
二つ目は「自分の身に万が一のことがあったら」という不安の解消。
常に頭の隅にあった不安です。これまで、会社経営していた親戚や知人が急逝して、残されたご家族の大変さを目の当たりに見たからです。この不安は、この先、老いていくに従いどんどん大きくなっていくはずです。
「みやびを」事業は個人事業主でもできる。必ずしも株式会社である必要はない。それをシミュレーションし、解散を決めました。
ある意味「あの世へ行く準備をした」と言えますが、実は反対で、この先も憂いなく身軽にバリバリ生きていこうという、「生きていく準備をした」というのが実感です。
